吉祥寺マッサージ整体【肩こり、首こり、頭痛など】健康サロンなごみ | 日記 | 筋肉が脂肪になる?
2011/05/09
筋肉が脂肪になる?
薄着になると、お腹や脇腹のたるみが気になります。
そろそろダイエットしなきゃって思っている人は、ぜひ、筋肉をしっかりと動かしてください。
日々しっかり動いている筋肉はキリリと締まった姿をキープするが、動かずになまけていると、脂肪にまみれた
“ 霜降り ”状態になってしまうという。
筋肉は、動いているのが正常な姿。
これを動かさないのは、遊びたがる子供を小さな部屋に閉じこめるようなもの。
異常が起きるのも当然なのです。
霜降り化した筋肉は代謝も下がるから、全身にも脂肪がたまりやすくなる。いいことはひとつもないのだ。
体を支える筋肉は、
骨格筋 と呼ばれる。
全身に約400個あり、総重量は
体重の半分 ぐらいだ。
筋肉の内部には、太さ数十μmほどのごく細い繊維がびっしり束になっている。
この1本1本が
筋肉細胞 または
筋繊維 と呼ばれる細胞なのです。
筋肉細胞の中には、
筋原繊維 というたんぱく質の糸があり、これが神経の指令でキュッと縮む。
これが筋肉のパワーの源だ。
筋肉細胞は、通常ならひとつしか持っていない核を、数百個も持っているのだ。
筋肉細胞は、人間がまだお母さんのお腹の中にいるときに作られます。
胎児の体ができていく過程で、
筋芽細胞 という細胞が融合して、細長い繊維状になるのです。
ただ、細胞は融合するけれど、核はバラバラのまま残るのです。
その名残で、筋肉細胞のまわりには
筋芽細胞の末裔が5~10個ぐらいある そうだ。
サテライト細胞 と呼ばれるこれらの細胞が、実は、筋肉の運命を握るキーファクター。
トレーニングなどで筋肉を鍛えると、刺激を受けた筋肉細胞は、もっと強い力をだせるようになろうとする。
するとサテライト細胞が
筋肉細胞と融合 します。
それで筋肉細胞が太く、パワーアップするのです。
一方、なまけている筋肉では筋肉細胞は徐々に細くなり、核の数も減る。
と同時に、サテライト細胞に驚くべき変化が起こる。
なんと
脂肪細胞 になってしまうのだ。
サテライト細胞は筋肉と脂肪のどちらにでもなれるのです。ただ、脂肪になる方のスイッチは通常、抑えられている。
でも、筋肉をほとんど動かさないと、そちらのスイッチがオンになってしまうのです。
こうなると筋肉の内部に、脂肪細胞が点々と生まれることになる。
見事に
サシの入った 霜降り筋肉 の出来上がりだ。
ただ、いいニュースもある。
通常、サテライト細胞は増殖する能力がとても高いので、たとえ筋肉が一度霜降り化しても、再生は十分可能なのだという。
運動不足の筋肉細胞は細くなっていますが、消えてなくなることはない。
動かしさえすれば、サテライト細胞の融合作用が再び始まります。
つまり筋肉の運命は、自分次第でどうにでも変化するということ。
決めるのはあなた。
さて、どちらの道を選びますか?
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